第514話 再生可能エネルギー

文字数 482文字

 ウクライナへのロシアの侵攻によって、様々な影響が世界中に伝播している。中でもエネルギー問題が最大のものだろう。だから、最近になって再生可能エネルギーについて語られることが増えている。我が国にも、太陽光や風力による発電が急増しているが、まだまだその比率は約15%と低い。太陽光や水、風は天候によってムラがある。


   もうすぐ、こんな光景が見られる

 ならば、地震国日本、なぜ地熱を使わないかとウイキペディアを見た。そこには、我が国らしい問題点が大きく存在していた。地熱のあるところは、国定・国立公園がある。また、当然のこととして温泉地との様々な争いもある。だから進展しないのだという理由。わが国の長年の弊害と言われてきた縦割り行政にも原因があるのだろう。
 角栄の日本列島改造論ではないけれど、国主導の抜本的な大鉈を振るう時が間違いなく来ているのと思う。地熱発電の我が国の技術は高いらしい。そのシステムを海外に輸出していると聞く。あまりにももったいない話だ。
 お尻に火が付くまで、個人も国もなかなか動かないものらしい。もうとっくにその火は付いているのかもしれないのに。



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