第566話 天才対決

文字数 482文字

 待望の天才二人の対決が昨日から始まった。羽生のタイトル通算100期の期待がかかっており、自分も含めて将棋ファンにとってはたまらない対戦だ。自分の予想は、冷静に考えて藤井の4連勝か4勝1敗だと見ている。羽生に勝たせてやりたい気持ちは充分にあるけれど、勝負の世界は冷酷だ。今の藤井と羽生には実力差がはっきりとしている。特に番勝負は長期戦だ。時間もたっぷりとある。藤井が読み違いやミスで一局を落とすことがあるかも知れない。しかし、そこまでだと思う。



 現在の棋界において、藤井に勝てる棋士はほとんどいない。藤井と他の棋士の差がますます開いているように見えるのだ。将棋レーティングは、はっきりとその数値を示している。一位の藤井と二位の永瀬の差は実に157もあるのだ。(以前にレーティングの話は書いた)
 さて、本日決着がつく対決の初戦の予想は次のとおり。封じ手の後、中盤から藤井が羽生の一手のスキをついて、そのまま押し切りそうな気がする。最近の藤井のパターンなのだ。藤井に羽生を恐れる気配が全くない。実に堂々としている。


   先日歩いたところは、完全に正月モードになっていた

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