第287話 スコットランド

文字数 548文字

 女子カーリングの決勝を見た。残念ながら英国に破れ、金メダルの夢は持ち越しとなった。カーリングは、スコットランドが発祥の地だという。ゴルフの発祥もスコットランドだ。スコットランドはイギリス連邦の一部だが、もともと人種が違う。だからということもあって、事あるごとにスコットランドは独立の動きを見せるのだろう。
 スコットランドとは少し縁があり、知り合ったスコットランド人から教えてもらった名前を店名にして商売をしていたこともあたった。その人が言っていたのだが、イギリスから比べると地勢の影響もあり、国自体が貧しく、国民には進取の気持ちにあふれた人が多いということだった。そのためか、移民が多かったし、自分を守るために新しいことを考え、それで特許を取って世界で活躍する人も多いということだった。値打ちのある特許を持っていれば、どこの国でも生きることができるというわけだ。


  雪中の狩人 P.ブリューゲル

 世界には様々な人種があり、アメリカのように人種の坩堝といわれる国もある。人種の違いは、根本的な違いであり、多人種が仲良く一つの国を構成していくのは、日本のように単一民族の国民にとっては理解が難しいことだ。今のウクライナ紛争も人種問題とも言えるし、世界の国々で人種の違いによる紛争は尽きることがない。



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