第306話 プーチンとバイデンの鞘当て

文字数 512文字

 プーチンとバイデンの鞘当てが激しくなっている。この戦いはどこまで続くのだろうか、世界の各国の人々は、恐怖の真っ只中に放り込まれている。専制君主たるプーチンは、バイデンが経済制裁はしても、直接的な軍事侵攻に踏み込まないことを見抜いている。プーチンはバイデンと違って、国民や世間への配慮を考えない分、強気に出ることができる。二人の維持の突っ張り合いは困ったものだが、他国は何もできない。喧嘩には、理性なんて何の役にも立たないことを、世界中の人々が見せ付けられているのだ。



 やはり最終結論は、前にも書いたとおり、三つのロシア、アメリカ、中国の大国が決めることになりそうだ。それまでの他社の仲介などは前座でしかないのだ。どちらにしても、ウクライナが反抗し続ける限り、ロシアは戦況を拡大していくだろう。その分、残念だが市民の犠牲が増えることになる。
 行くところまで行くのだろうか。やはりこの戦いの軍配の持ち主は中国の習にあるようだ。習はプーチンが納得するまでその支持を待ち続けるだろう。バイデンには習への影響力がまったく及ばないのだから。
 もしそれ以外に方法があるとすれば、ロシア国内がプーチンに制裁を課すしかないのだ。


   堺にて

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