第320話 情報統制

文字数 503文字

 西側諸国、いわゆる民主主義国の情報やニュース、お国柄、事件などは、瞬時に世界に広がっていく。他国が、それらを調査、研究することに大きな抵抗ないだろう。しかし、共産圏の国々、ロシア、中国、北朝鮮などの国々のことは、ほとんどが分からないというのが実情だ。公に発表される公営のニュースや報道だけしか、原則として世界には広がらない。今回のロシア関連のニュースを見ていて、事実と違う報道やフェイクなニュースの多いことに驚く。
 情報統制や言論弾圧、取り締まり規制は、これらの国にとっては最重要事項なのだと気付かせてくれる。国民は、ある意味で洗脳化された、規制化された中で生きているのかも知れない。でなければ、国は成り立たないのかもしれないのだ。ただ、人間には真実を知りたいという欲求を誰しもが持っている。現状に不安を感じたり、今までにない動きが国内に広がりつつあることも確かなことだろう。共産主義にとって一番に恐れていることは、このことだろうということが容易に想像がつく。




 昨日の句会で、久しぶりに自分の句が賞賛(?)を浴びた。それを恥ずかしながらご披露する。
  春よこい 国を追われた 人々に


  ご無沙汰の梅田周辺

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