第550話 一ヶ月を経過

文字数 414文字

 痒みが出てから一ヶ月を経過した。飛び込んだ町医者は、当初毛虫にやられたとの診断。出された軟膏を塗るが、一向に回復の兆しなし。次回には、前言撤回。皮膚の病は原因が分からないものがほとんどと言う。通院しているのは、原因を知りたいのと、回復のためでもあるのだ。逃げられては困るのだ。でも、患者にとっては毎日が地獄なのだ。対処療法はしてくれるけど、と言っても軟膏を塗るだけのことだが、一向に完治への道が遠く感じる。


   以前に撮ったパノラマ写真

 昨日の水彩サークルで仲間に聞くと、みんな同じような経験をしている。中で、大きな情報を得ることができた。池田に回生病院があり、皮膚科の先生は名医だという。もう、少しでも回復に近づくならば行かねばならぬ。結果は後で考えればいいだけのことだ。月曜日に朝一番で行こうと思っている。多分、一日仕事になるという覚悟だ。
 私事で全く申し訳なく思っているけれど、今は自分にとってこれが最優先事項なのです。


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