第629話 いいカッコをしたい!
文字数 493文字
街を歩いていると、カッコいい車が目立つ。それだけ新車に、カッコいい車に乗りたいと思う人が多いのだろう。自分も若いころは商売をしていた関係もあって、自分の乗りたいと思う車に乗れた気がする。それはもちろん、会社の経費を使ってのことだったのだが。
ある時など、スカイラインGTにオートスピードが搭載された。それが欲しくてたまらず、即、買い換えた。営業マンのうまい言葉に乗せられたこともあったのだが、決めたのはもちろん自分だった。しかし、乗ってみると意外に乗りにくい車だった。高速で恐怖感さえ感じ、新車から数日のうちに乗換えを決断した。何とも贅沢な、アホな自分だったと、今それを思い起こすと恥ずかしくなる。車の選択の基準は「いいカッコをしたい!」だけなのだった。
正月二日のウオーキングで見かけた風景
「いいカッコをしたい!」という思いは、人間にとって最大、唯一のものごとの選択の決め手なのだろう。大きな借金をしてまでも、欲しいものを買ってしまう。それは車であり、時計であり、服や靴であり、行きつくところは家なのであろう。
いつまでも一升瓶三種類だけにこだわる呉春酒造
正月二日の池田栄商店街
ある時など、スカイラインGTにオートスピードが搭載された。それが欲しくてたまらず、即、買い換えた。営業マンのうまい言葉に乗せられたこともあったのだが、決めたのはもちろん自分だった。しかし、乗ってみると意外に乗りにくい車だった。高速で恐怖感さえ感じ、新車から数日のうちに乗換えを決断した。何とも贅沢な、アホな自分だったと、今それを思い起こすと恥ずかしくなる。車の選択の基準は「いいカッコをしたい!」だけなのだった。
正月二日のウオーキングで見かけた風景
「いいカッコをしたい!」という思いは、人間にとって最大、唯一のものごとの選択の決め手なのだろう。大きな借金をしてまでも、欲しいものを買ってしまう。それは車であり、時計であり、服や靴であり、行きつくところは家なのであろう。
いつまでも一升瓶三種類だけにこだわる呉春酒造
正月二日の池田栄商店街