第647話 クリムゾン・タイド

文字数 347文字

 クリムゾン・タイドという映画をBSでやっていた。たぶん二回目だとは思うが主役の二人が好きな俳優なので再度見てしまった。原子力潜水艦の艦長にはジーン・ハックマン、副艦長にはデンゼル・ワシントン、二人のアメリカ映画を代表する俳優だ。その二人の演技の特徴を充分すぎるほど際立った作品だった。





 キューバ・ミサイル危機に現実に起こったエピソードを元にして描かれている。一つ間違えば米ソの核戦争勃発に成りかねなかった事件だ。NHKのBSは時にタイムリーな映画を放映する。まさに今のロシアや北朝鮮、イスラエルと言った核保有国の話題がまことしやかに囁かれるご時勢、何とも意味深な映画だ。誰かのミスで作為で核のボタンが押され、世界核戦争になる可能性がゼロではない。そんなことを示唆するような恐ろしい映画だった。



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