道徳という名の少年 (2014/5/10)

文字数 351文字

2010年5月10日初版
角川書店
著者:桜庭一樹
 


ほぼ4年前の桜庭さんの初版本を読まないままに仕舞い込んでしまっていた。
恐らくは、どうしても先に読むべき書物があったため、ペンディングになったまま。今日に至ったのだろう、あぁ勿体ない話。
実は本作は純粋な小説とは色を異なる。

帯の宣伝コピーにも・・・
「桜庭一樹のゴージャスな毒気とかなしい甘さに、アーティスト野田仁美が共振してうまれた
 極上のヴィジュアルストーリー集」・・・とある。
桜庭ワールドのエッセンスのような、美女、異常愛、近親愛、スーパースター、戦争と死、
が短編5点に描かれるが、
これらは小説というより歌詞のようだった。
そして曲の代わりにコラボしているのが「絵」であり「装丁」、豪華で妖しい。

う~ん、キンドルでは無理な表現、本の魅力を再認識したものだ。
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