リベラルじゃ ダメですか? (2014/9/10)

文字数 520文字

2014年8月10日 初版第1刷
著者:香山リカ
祥伝社新書



「永続敗戦論」の中で新進気鋭の政治学者、白井聡さんが指摘していたように、
日本のリベラルは自滅している。
その現状を自他ともに認めるリベラリストである香山リカさんが語っている。
自ら新自由主義、超国家主義と論争しボコボコにされる中で気づいたことは大いに参考になる。
彼女の見解は「日本のリベラルはリベラルに陶酔しているだけ、しかし戦後の日本人は自然体でリベラルだった」。
つまり、リベラルでなければこれほどまでの戦後復興を成し遂げることはなかったと指摘する。
いやはや、またまた

がキーワードになってしまった。

昨日、核発電の再起動が認められた。
イスラム国攻撃の協力をアメリカから要請された。
視覚障害者(弱者)への思いやりがどんどん薄れてきている。

リベラルでなければ生きていけない、リベラルでなければ生きる資格はない。
お金や市場の奴隷になることなく「現代的な洗練や余裕」を忘れないようにしながら、
リベラルな発言をしたりそれを行動に移すことを目指したい。

ひとりの力は無意味であるがそれでもしなければいけない、
それは世界を変えることではなく、
世界によって自分が変えられないようにするために(ガンジー)
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