ドーナツを穴だけ残して食べる方法 (2014/5/1)
文字数 433文字
2014年2月14日初版、3月10日第3版
大阪大学出版会
編者:大阪大学ショセキカプロジェクト
サブタイトルが「越境する学問-穴からのぞく大学講座」にある通り、
近年ネット等で話題の「難問」に大阪大学の英知が挑む構成になっている。
この本自体も大阪大学の学生による、プロデュース、編集、広報を含めた制作によって
完成されている。
その切り口は…と言うと:
◆工学 ◆美学 ◆数学 ◆精神医学 ◆歴史学 の立場からの考察が展開される。
そして次には、「ドーナツ」をキーワードとしたいくぶん拡大された思考が
これまた愉快である:
◆論理階型学習進化での人類のパラドックス挑戦
◆オリゴ糖「シクロデキストリン」の解説
◆「ドーナツ」をめぐる訴訟からみる難問の解決方法、そして「ヴェニスの商人」に至る法律家の三百代言。
◆ドーナツ化現象と経済学
◆「クラインの壺」をドーナツから連想する「近代概略」
とうとう最後には
◆法の穴と法規制のパラドックス
にまで往ってしまう。
考える愉しみが満載の1冊に間違いなし。
大阪大学出版会
編者:大阪大学ショセキカプロジェクト
サブタイトルが「越境する学問-穴からのぞく大学講座」にある通り、
近年ネット等で話題の「難問」に大阪大学の英知が挑む構成になっている。
この本自体も大阪大学の学生による、プロデュース、編集、広報を含めた制作によって
完成されている。
その切り口は…と言うと:
◆工学 ◆美学 ◆数学 ◆精神医学 ◆歴史学 の立場からの考察が展開される。
そして次には、「ドーナツ」をキーワードとしたいくぶん拡大された思考が
これまた愉快である:
◆論理階型学習進化での人類のパラドックス挑戦
◆オリゴ糖「シクロデキストリン」の解説
◆「ドーナツ」をめぐる訴訟からみる難問の解決方法、そして「ヴェニスの商人」に至る法律家の三百代言。
◆ドーナツ化現象と経済学
◆「クラインの壺」をドーナツから連想する「近代概略」
とうとう最後には
◆法の穴と法規制のパラドックス
にまで往ってしまう。
考える愉しみが満載の1冊に間違いなし。