日本人のための憲法原論 (2015/3/9)

文字数 448文字

2006年3月31日 第1刷  2014年3月29日 第6刷
著者:小室直樹
集英社インターナショナル



「痛快!憲法学」の愛蔵版とのことだが、その通りだと思った。
日本国憲法の内容に立ち入ることなく、憲法の本質、問題点を明らかにし、
そして課題を示唆してくれる。
特に「日本人のための」との但し書きの意味が強烈に思えた、本書を読んだあとになって。
もっと日本の現状を知って、何か行動を起こすべきだろう。
もはや、遅すぎる懸念もあるが、諦めることは終わってしまうことである。
章タイトルはこうなっている:
1.日本憲法は死んでいる
2.誰のために憲法はある
3.すべては議会から始まった
4.民主主義は神様が作った??
5.民主主義と資本主義は双子だった
6.はじめに契約ありき
7.「民主主義のルール」とは
8.「憲法の敵」はここにいる
9.平和主義者が戦争を作る
10.ヒトラーとケインズが20世紀を変えた
11.天皇教の原理
12.角栄死んで、憲法も死んだ
13.憲法はよみがえるか

平和憲法よ、第9条よ・・・と騒いでいる暇はもうない。
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