君は英語でケンカができるか? (2015/7/27)

文字数 616文字

2015年2月21日 初版発行
著者: 平松庚三
クロスメディア・パブリッシング



著者の平松氏はソニー㈱に勤めた後 アメックス、IDGコミュニケーションズ、
AOLジャパン、INTUITジャパンなどの外資系マネージメトとして、
またMBOした弥生㈱、ライブドアの社長を経験した、いわゆる外資企業巡りの強者だ。

彼がこれらの著名な企業の中で、本社トップや直接の上司たちとどうコミュニケーションしたか、どう交渉したか・・・をいくぶん自慢そうに書き留めた記録になっている。
だから、その事実は定かとは言えないが、彼が英語使いではなかったこと、
これからグローバルビジネスにおいても英語以前に大切なものがあると教えてくれる。

経営のプロとは?
英語はスキルではなくただのツール。
ユーモアは必須。
英語でビジネスをする意味合いとは?
など、仕事から引退した今の僕には今更どうでもいいことだけど、
だからこそ共感することがたくさんあった。

僕個人の信条としては、日本語のあいまいな感じを英語にしてはいけない、
英語が下手だからこそストレートにものをいうことが何より重要だと思っていた。
当然感情的な行き違い、利益がぶつかることもあるが、そこは笑顔とジョークで補ってきた。
僕の場合は、著者のレベルとは大違いな欧州企業との海外ビジネスではあったが、
英語コミュニケーションのいろんな出来事を思い出すことになった。

タイトルの「君は英語でケンカができるか?」は意味深い上手い言い回しだ。
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