サイドストーリーズ (2020/5/4)

文字数 669文字

平成27年3月25日 初版発行
著者 中田永一、貴志佑介、宮本あや子、東直己、垣根涼介、中山七里、笹本稜平、冲方丁、
誉田哲也、貫井徳郎、三浦しおん
角川文庫



実績のある小説、シリーズ小説から派生したサイドストーリーのアンソロジー、
2013年から2014年にかけて雑誌「ダ・ヴィンチ」に掲載された企画短編集と言った方が正しいかもしれない。残念ながら「ダ・ヴィンチ」は手に取ったこともない、というより最近この10年は雑誌をほとんど読むことが無くなった。そのくらい雑誌のパワーがない、一方でのネットにおける無料の情報過多が僕を雑誌から遠ざけてきた。
閑話休題、
アンソロジーというよりは「タバコ」肯定をテーマとした短編コラム、題して「ちょっと一服ひろば」に掲載されたものたちだ。
本書に集められた12編のなかには「一服ひろば」という言葉が必ず出てくる、大切のお題のように。
余談ではあるが、このテーマコラムはJTスポンサーなのに違いないと思ったりしたが、そんなことはどうでもよい。
著名なシリーズ小説、あるいは人気の小説家たちの短編を一堂に堪能できるところが、まずもって嬉しい限りだ
不勉強のため一部作者に関してはその著者すら拝読したことはないが、多くの短編はミステリーファンにとっては垂涎ものでもあった。
「すすきの名無し探偵」、「天地明察」、「姫川玲子シリーズ」、「まほろ駅前シリーズ」
などは僕のお気に入りだけに、そのスピンオフストーリーには興味津々で接することになった。
また一方で、未経験の興味深いシリーズに触れることもできた、ちょっと手を出してみようかな。
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