ホーキング、宇宙を語る  (2015/3/20)

文字数 506文字

1995年4月15日発行  200年8月31日 13刷
著者:スティーブン・ホーキング
ハヤカワ文庫



映画「博士と彼女のセオリー」を先日鑑賞した後 
「読んでみなくっちゃ!」と思い付く程度のミーハー気分で手を出してしまいました。
天才が語ることが解るようなら苦労はしなかった人生だということでした。
聞いたこともないとは言いませんが、次のような単語がたくさん出てくるわけですから
理解程度以上でないと苦痛でしょう?
●一般相対性理論
●宇宙定数
●エネルギーの保存則
●核融合
●仮想粒子
●虚時間
●クォーク
●原子核
●原初ブラックホール
このほかにも数十個の用語が頻繁に出てきます。
でも、わからないまま、異国の散文詩を読む心境で語感を愉しみながら読み通してみました。

するとそこに大きな宇宙の営みが見えてきました
・・・ってことにはなりませんでした、残念ながら。

しかしながら、ホーキング博士の意図するところは伝わってきました。
宇宙の神羅万象を解き明かす完全な統一理論を築き上げるのだという熱意。
ホーキング博士の比類ない熱意は「宇宙がなにか?」を越えて
「なぜ、宇宙はできたのか?」に重点が移っています。
それは、神の意図を知ることにもなるからです。
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