努力が実らないのは努力の方向性が間違っているから

文字数 675文字

 例えば、そのサイトの賞に何度出しても審査に通らないのは、もっと巧い人がいるとか自分が下手だからとかではない可能性があるということ。

 小説サイトは数多くあるが、そのサイトは何層向けなのか?
 これを第一に考える必要がある。
 人気だから、自分が好きだからそんな理由で一つのサイトに固執しているのは自分はいばらの道に自ら押し込む行為に他ならない。
 小説サイトにはR15とR18を書くのが可能なサイトの二種がある。
 つまりR15ということはそのサイトで発行される小説の向けは学生ということ。
 青春ものや恋愛もの、夢を抱かせるものが通りやすいということ。
 そんなサイトで大人向けの不倫の話しなどを書いたとして、それがどんなに巧くても、読み手が多くても、精神年齢が大人向けであれば賞を取るのは難しいかもしれない。

 人は年齢と共にいろんなことを学んでいく、そして色んなことを経験し理解できるようになる。
 子供の頃には難しくても、大人になったら理解できるようになった物語はないだろうか?
 つまりまでのR15サイトでは、学生までに理解できるような、共感できるような題材を取り入れた方が有利ということ。
 精神年齢が大人向けであるならR18かどうかは別として、R18 まで書けるサイトで賞を狙った方が夢に近づきやすい。

 こういうのは就職と同じ。
 例えば料理人になりたいのに、調理の資格があるのに鉄道会社に応募するというのとかわらない。
 鉄道会社の社員食堂で働くという意味ではなく。
 自分の作品の層が合致している賞に応募しなければ、落とされる確率は高くなるということである。
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