音楽に見る日本人とは

文字数 1,072文字

 自分は洋楽ばかり聴いているわけだが、好きになる曲って明るかったり綺麗な旋律だったりするわけだけれど、自分は英語が苦手な為なんと歌っているのかは分からないんだよね。
 だから衝撃を受けることは多々ある。

 マルーン5だと、凄く好きだな、リズムいいな、ノリノリだなと思ってふと和訳見たら失恋songばかりだったなんてことはよくある。
 リンキンパークなんかは、政治批判なんかも含まれていて凄く心に響く旋律だなとか、ロマンチックな曲だなと思って聴いていても内容は想像を絶するという場合が多い。
 ぱっと見、恋愛の曲なんて歌っていないと思うのよ。

 凄く好きな曲は多い。
 Numbなんかは他人から価値観を押し付けられる苦しさと、自由について歌っているように感じるし。
 全体的に心の叫びという感じがするんだよね。
 それにくらべて邦楽って大してまともな恋愛が出来る人もいないのに、恋愛の曲が多い。
 ロマンチックな歌を歌っていたと思ったら不倫報道とか良くある話。
 人としてどうなの? と感じる人がロマンチックな恋愛の曲を歌っていても吐き気を催す以外の何ものでもないでしょう。
 
 日本がラブソングばかり受け入れられるのは
『ゴミクソ非モテ社会』だからなのかなという気もする。

 Twitterなんかを見ていても思うけれど、魅力を感じる人が皆無。
 なんでも思ったままを言えば良いということでもない。言葉ってのは選んで使うことに意味がある。
 いっていることが正しかろうが、その発言にしか興味を持たれないようでは『人として魅力がある』とは言えないだろう。
 それはあくまでも言葉に反応しているのであって、自分(もしくは相手)に興味を持っているのではないから。こんなことを言っている人は、どんな人なんだろう? そう思われた時、初めて魅力を感じて貰えるんだよね。

 でもトレンドなどを見ていると、不満と暴言ばかり。
 毒舌は他人を傷つけるために吐かれるものではないし、それは単なる誹謗中傷だったり暴言だったりすると思うの。
 例えば相手が間違っているからと言って言葉でそれを指摘することなく、いきなり殴ったらそれはただの暴力でしょ?
 それとおなじだと思うんだよね。
 
 芸能人にばかり夢中になるのは、容姿などの最低基準もあるかも知れないが『暴言や暴力的』な面を見せず『営業姿勢』だからだと思うのよ。
 つまり見せることだけが、晒すことだけが自分を誇示するとは限らないということ。
 見せないことが魅力であるということは十分あり得る。
 例えそれが周りから見た時、何を考えているのか分からなくてもね。
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