幸せにしたり、そうじゃなかったり

　最近、MAROON５のボーカルの歌っているGood Moodという曲ばかり聴いている。
　自分は、その時の運命というか状況に近い曲を好む習性があるようなのだが。ただし、英語は苦手な為、なんて歌っているのか知らずに惹かれる。そしてなんとなく和訳を見て、今の状況のようだなとぼんやり思うのだ。今回の歌詞は、調べてみたら一部凄く納得した部分があった。
　まさしく、今の俺ねと。

　俺は三日に一回くらいは、世界が滅びればいいのにと思ったりする。
　それは嫌なニュースを観た時がほとんどだ。
　もう、みんな死んだら幸せだよ。なんて思ったりする。
　それってきっと、究極の現実逃避だよね。

　例えば、自分が悪口を言われるとする。
　それはきっと小さな世界。
　なんかどうでもいいやと思えば、それも一種の解決だと思う。

　しかし他国で戦争していたり、性的搾取について揉めていたり。
　それって自分じゃどうにもならない。
　ゲームみたいにリセット押して、どうにかなればいいのに。
　テレビを消すみたいに、一瞬で全てが解決すればいいのに。
　そんなことを思ってみても、なにも変わらない。

　自分の関与することのできない何かに心を痛め、病んでいくだけ。
　この世には獣と自己中なやつしかいないんじゃないかと、思ったり。

　実際にはいろんな人がいて、他人を不幸にするのは一部の人だけなのかもしれないけれど。

　いや、むしろ幸せな人が一部なのかもしれない。
　こんな世の中で、あなたは何を思うのか。