人は自分自身と向き合わなければ前には進めない

文字数 602文字

 かつてとても好きな人がいて、いろいろあってその人との縁は切れたけれど、ずっと心に引っかかっているのは何も好きだからというわけではないことくらい自分でも気づいてはいる。
 なぜなら、前に進みたいとは思ってもやり直したいとは思ったことがないから。
 あの子が賞を取って書籍化したりコミカライズしたことは実力なのだろうとは思うけれど、目立つきっかけは確かに作ったよねとも思う。
 だから俺は自己都合で切り捨てたのだろうなというのが本音。

 おめでとうを伝えるのは、できないこともないとは思う。
 それを伝えた時、たぶん自分はそれを過去にして前に進めると思うし。

 でもね、それは俺の自己都合なのでしようとは思わない。
 あの子に対しては正直、良い人とは思ってはいない。
 人に理想を押し付けるし平気で悪口を言うし、ただ泣けばいいと思っているのかなとも思った。別にそれだから嫌いということでもないけれど。非常に甘ったれた人だなという印象。
 根本的に苦手だから嫌なのかなとも思ったりはする。
 とは言え、笑えるようになったことは良いことだと思う。
 家族と上手くいけばいいと思ったのは本音だし。

 夢で成功したなら、周りの見る目だって変わるだろうしね。
 
 じゃあ何を思うのかと言えば、自分は好きだったけれど相手が見ていたのはそれこそ幻想なんじゃないの? とも思う。

 それよりもさ、いい加減にミステリーの誤字脱字直さないとなとは思う。
 
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