遊び方を理解したゲームのその後

　そもそもこのゲームが公開されたのは数年前の事らしく、今でもやっているのかそれとも新たに始めた人たちがいるのか定かではないが、イベントに参加している人はそこそこいるようだ。
　
　まず、このゲームの土台は一週間もあれば完成する。一週間でガチャが一巡するので、そこまでやれば軌道に乗れる。
　そしてコンプリートを目指さずとも十分楽しめる仕様ではある。
　とは言え、遊び方をわかってこその楽しさではあるので、何に力を入れるべきなのか把握するのは大切だと思う。
　
　街づくりゲームでのネックは赤字。
　このゲームの場合、結婚というかたちで狭い区域に人数を増やすことと環境によって行動ターンを増やすことが出来る。
　１か月の間に１人が四か所にしかないのと、2人で10回行動できるのとでは儲けが違うということ。

　なので儲けを出そうと思えば、結婚と環境に力をいれればよい話。
　そしてもう一つ。職業を発見し、より収入のある職業につかせることで儲けを増やすというのと職業のランクが上がることでも収入が増えるということがある。
　こういう要素があるので、シム〇ティのようなスタイルの街を発展させるゲームとは異なる。

　自由に箱庭を作り住人を育てて儲けを出し、さらに街を発展させていくゲームなのである。
　土地も条件をクリアしながら広げていくことが出来るが、どこの土地から入手していくかも自由選択であるし。全体的に自由度は高いと思われる。

　さて、結婚がかなり重要なキーワードとなってくるこのゲーム。
　結婚を条件に住宅も更なる段階へと変化する。
　そこには環境が大切になっては来るが、例えば結婚をするだけで地価が20％上がる。すると周りの家も過ごしやすさがあがり建て替えラッシュに入る。
　ただし、独身の場合は最初の小屋から四段階までしか上がらない。なので四月に入る家賃もある程度の地価が上限となってしまうだろう。
　住人のランクを１あげて、環境を良くし結婚させると更に建て替えをしてデザイン住宅というものに変化させることができる。結婚に関してはお助けアイテムがあり、これが重宝するのだが。
　そんなわけで、前回も触れた話だがいろんな上限解放が必要となってくるわけだ。

　職業と住人のランクを１上げるだけでかなりに楽に遊べるようになる。
　重要なのは、結婚を促すためのアイテムと住人のランク上げアイテム。
　このゲームの中では４つの大会が行われており、世界大会まではNPCと戦うことになる。
　勝つために適した職業は二週間くらい遊んでいれば容易に発見でき、転職はパーセンテージは低くても運次第で転職可能。つまり数打てば当たる方式。なのでランクさえ上げておけば何とかなる。
　そして世界大会はおそらく自分のフレンドからランダムで選ばれているような気がするのだ。
　初心者同士でフレンド登録しておけば滅多に負けることはない。なので大会のたびにパラメータの高いキャラで挑んでおけば負けることはない。放置してそうな人を何人かキープしておくのもありなのかもしれない。
　そんなわけでアイテムを作りまくり、ドーピングしまくった結果。
　金トロフィーを４つゲットし、世界大会で勝ちまくりアイテムゲットしまくるというループを実現。
　これで結婚補助アイテムとランクあげアイテムはいくらでも手に入るようになったので、ここに大切なポイントを使わずに済むようになった。

　ただね、このゲーム。街ランクあがるの早いのよ。次のランクに行くためにはその大切なポイントを40も使う。そのポイントは主に隣り街イベントでもらえる仕様。なんでベリーハードをプレイしている人が多いのか？　ノーマルと全然違うのよ、貰える量が。
　俺もやってみたいけれど、ノルマがきつそうなんだよね。土日ですらその日のミッションを全クリできない時もあるし……。
　悩みどころだよねえ。