やっぱり好きだなと涙する感覚

文字数 898文字

 肯定は否定よりもずっと難しい。それで良いよと言うのが時に自分のポリシーに反することもあるだろう。
 でも、ダメなことを肯定するのは肯定ではなく擁護なんだよ。
 それは良いこととは言えないと思う。

 人間は見せたい自分を演出する生き物である。それは無意識のこともある。
 何故なら人間には少なからずとも承認欲求というものが存在するから。
 常にナチュラルで喜怒哀楽を出せる人は自分に自信があるか、精神的に子供か、もしくは怖いものがないのだろうと思う。
 どんなにいい面ばかり見せても必ず好かれるわけじゃないし、胡散臭い奴と思われることもあるからね。
 
 俺はダメなことをダメと率直に言ってくれる人は好きだけれど、俺は俺のしたいようにするので価値観を押し付けてくる人は好きではない。
 他人に想いをストレートにぶつける人は、相手を自分の好きにしようとする傾向も持っている。
 だから自分に従わなければ離れていくことが多いんだよね。
 俺の好きな人はそういう人が多かった。これは事実。だから一緒にいられない。
 恋愛に限らずの話。好きって言うと恋愛に結び付けられがちだけど、俺は恋愛に関しては小学生レベルなので好きだから話したい話せれば満足な人。好きなだけで良い。
 だから俺の好きって恋愛的ではないと思う。

 恋愛で言えば、俺は合わない苦手な人を好きになりがちである。だから価値観は合わないし、こうなんだと説明しても伝わらないことが多い。だから結局短期間で別れる羽目になる。
 合わなくても好きなんだよ?
 それは伝わったことがないんだ。
 だから好きなだけで良いと言っても、うまくいった試しはない。

 話を戻すが、自分は他人にとって何らかの利点がないと人は離れていくものだと思っている。
 だから一方的に何かして貰うことが重くて耐えられないし、恐怖でしかない。
 別に俺は基本お返ししてもらいたくてしているわけじゃないんだけれど。
 何かしないと人は離れていくものだと思っているし、日ごろの感謝からしていることもある。

 それでもやっぱりTwitterの相互さんたちのことは好きだと思っているし、感謝しているんだよ。
 普段絡まなくてもね。
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