ｓｕｇａｒな日常

　自分がこの世で最も憧れ、最も向いてない。それが恋愛。
　まあ、わかっちゃいるんだよね。

　理想を説明するなら、Temperature of love～切なさと情熱と君～に出てくる『大林沙希』ちゃんのような子が好き。理想の恋愛は『世界で一番愛しい君と』（４章：ラブコメ）のような感じなのよ。

　沙希は品のあるお嬢様（お金持ちがいいという意味ではない）で立ち居振る舞いが美しい。
　積極的で主人公のことを理解し、一緒に居ると自然な感じなんだよね。
　積極的な人には好かれていると思えるので、安心できる。

　理想の恋愛というのは、なんでも言い合えるような関係なのだけれど、めげない自分大好き女子とでないと成り立たない。沙希はそういうタイプではない。
　主人公と一緒に居ることは当たり前であっても、自分の想いを告げることはない。
　そう、沙希とは成り立たない恋愛関係を望んでいるわけだ。

　では『世界で一番愛しい君』に出てくる結愛はどんな子かと言うと、女性には凄く嫌われるタイプの子。
　わがままで甘えん坊で、自分の想い通りにしたがる頑固な子。
　ぶっちゃけ、優人（俺の片割れ）の元カノがモデルなので、未来編以外は実話をもとに小説を起こしているのだけれど。（小説なので、実話が元と言うだけでノンフィクションではない）

　沙希は自分の想いを告げないだけで、さりげなく自分の好きな人の傍に居る。
　他の男性に媚びを売るようなタイプではなく、自分をしっかり持って男性と対等でいようとする。
　結愛は男性に守ってもらおうと男とは仲良くはするが、男女関係なく言いたいことを述べるのでもちろん男の中にも結愛に恨みをう抱くこともある。ただその中で、主人公だけを信頼しているということだ。

　この何でも言ってしまうは沙希とはちがうところ。
　沙希は配慮するので喧嘩にはなり辛いのだ。

　理想の子と理想恋愛は不可能と言うことだ。
　一応、小説に関しては性格重視で書いているので、おかしな成り行きになるのは稀である。

　その上、和宏と優人というのは真逆。
　コミュニケーション能力がないのが和宏。コミュニケーション能力が高いのは優人。
　長子と末っ子というのは育つ環境が違う。

　上と言うのは、我慢をしたり下の子の面倒を見て当たり前の環境で育つ。
　それは職場にも出るので、面倒見の良い人、少し口うるさいのは長子に多い。
　おだてや頼られることにも弱い。

　発砲美人は中間子に多い印象。
　それはそういう環境だっただけで、この場合の八方美人は誰にでも良い顔をするという意味ではなく、みんなに愛されたい気持ちが強い立ち居振る舞いをするという意味。
　嫌われたくないという気持ちも強いので、どっちつかずと言うことも多いだろう。

　末っ子は愛されているのが当たり前の環境で育つので、ナチュラル。
　その上、モテてもあまりモテているとは思わない。
　フレンドリーなんだくらいにしか思わないので、長子のように意識しない。
　まあ世の中すべての末っ子がそうかは知らないが。
　甘え上手なのは末っ子に多いが、甘やかされて育っているので打たれ弱い一面もあるとは思う。

　ここで思うのは、人は相手によって変わるということ。
　同じ人と付き合ったとしても同じ恋愛にはならない。

　沙希と一緒にいるのは長子の和宏。
　鈍感でコミュニケーションが苦手な相手だからこそ沙希は先回りして気持ちを察したりする。
　優人と一緒にいたならまた違う展開になるだろうし、沙希は優人に恋心を抱くことはないだろう。

　アイドルが万民に愛されるのは、『自由想像の余地』があるからだと思われる。

　結愛が優人を好きなのは、優人がああだからであり和宏と付き合ったらあんな風な恋愛展開はしない。
　恋愛の形とは性格の組み合わせで出来ていると思う。

　俺の小説には兄弟、家族構成は設定されていても、誕生日や血液型は設定していない。
　それはそこに必然性がないから。
　環境が人を作ると思うしね。親の背中を見て子は育つと。
　ただ、その環境が及ぼす影響により似ている部分はあるとは思う。
　５，６月生まれの人に水が苦手。泳げない人が多いのは雨のせいだと思うし。
　雨が降らなくなっているので、その傾向はこれから変わるだろう。
　
　それに〇型だからこう、などと言う考え方は昭和の考え方だと思うし……。
　そもそも星座性格判断でモテ座に指定されている自分が、最強の非モテな事実が『こんなの幻想だ！』と述べているのだ。多いよなあ、漫画とか見ていると（爆）

　断言しよう。
　忙しい人はモテない。
　消極的な人はモテない。
　忙しい人は積極的になっている暇はない！
　そして非モテ街道をまっしぐら。ネコまっしぐら。
　モテたいなら積極的に行け。

　別に俺はモテたくはないけどな。
　それに本当のモテるって、好きな人に好かれることだと思うので。