それを知った時

文字数 778文字

 自分が進撃の巨人にハマる理由はいくつかある。
 使用されている音楽もとても好きである。

 俺が進撃の巨人を観始めたは、ウクライナへ露国が侵攻を始めてから。
 このタイミングが、俺を進撃の巨人着けにさせた理由の一つでもある。
 別に世界の恐怖から目を背けたかったとかいう理由ではない。

 進撃の巨人で主人公たちが戦う理由と、ウクライナの人たちが戦っている理由がイコールに感じたからである。どちらも自由と人の尊厳のために戦っている。俺は進撃の巨人の物語の中に、リアイティを感じてしまったということだ。

 物語の中で徐々に明かされていくが、巨人の正体は人間である。それがどんな形で巨人になるのか? なぜ主人公たちの生活は巨人に支配されているのか、それを知った時が本当の闘いとなる。
 それまでに彼らは壊滅的な状態にもなる。そしてなぜ平和が破られたのかのかも分かってくる。

 この世に真の平和なんてない。
 外にいくら人類にとって同じ敵がいたとしても、人の心が一つになることはない。
 何故なら、どんなに利害の一致を果たしても人の思想はそれぞれ違うからだ。求めているものが違うから。この作品からはいろんなことを学ぶことが出来る。

 この世に産まれたならいつかは必ず死ぬ。
 それが早いか遅いかだけの違い。
 何も成せずに死んでいくか、何かを成して死んでいくか。
 人間には二種類しかない。

 人は夢を見る。それが叶えたい夢なのか、叶わない夢なのか分からないけれど。
 平和な世の中で、人はどんな夢をみるのだろう?
 危機の迫るこの世の中で、どんな夢をみるのだろう?
 人間になせることなんてたかが知れている。せいぜい後悔しないように生きるしかない。
 
 学んだその先に何があるのだろう?
 どうせいつか死ぬなら、好きなモノに溺れて死にたいと思う。
 
 もし、一つ願いが叶うとするなら。
 世界の平和を願う。
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