世の中には不思議なことが多い

　もう三日も過ぎているけれど、ふと六月だなあと思いました。
　そういえば、俺の周りの梅雨生まれの人たちは水泳が苦手な人が多かった。
　中でも水が苦手、雨音が苦手という人が多く、体脂肪が少なく浮けないという方もいた。

　最近はそんなに聞かないけれど、星座で性格占いのようなものがあって、それは星座でなく生まれた時の自然環境が影響を及ぼしているのではないか？　と俺は思う。
　海外ではあまり星座がどうのという人もいないし、日本は四季がはっきりしていたからこそ、同じ季節に生まれた人が似た性質を持つこともあるのではないか？　
　近年は環境破壊による温暖化が進み、そんなに四季を感じるということがなくなり、冬にタンポポが咲いていたりするので、そんな基準のようなものは都市伝説レベルだと思うのだけれど。　

　うちの母親は何においても影響されやすい人だったので、そういう星座占いや血液型でどうのというのを信じる人だった。そういうのもあって、俺は偏見が何より嫌いである。
　ただ、血液型による抗体の話しは、そうなんだー！　とは思いました。
　そういう科学的な話なら面白いよね。

　俺はどうも自他共に認める”人間嫌い”なのだけれど、誰かに対し”好き嫌いがあるわけではない”。
　これもほんと不思議だなと思う。
　
　例えばね。人は他の動物を生きるために食べる。
　でも食物連鎖には入っていないので、人間は一方的な破壊者でしかない。
　それなのに、同じ人間を殺そうとする。それが理解できない。
　
　そして人間は勝手に他の動物を去勢する。
　なのに何故、他人に性暴力を行う獣を去勢しないのか？
　人間は理性があるから人間なんだよ。
　理性がなければ人間ではないでしょう？
　人の皮を被った害虫、害獣なのに。

　正常な人が異常な人に振り回されるのが理解できないんだよね。
　相手が正常な考え方でないなら、人間扱いできないのは致し方ないのではないだろうか？
　良心がなければいくら矯正しようとしても、その人は反省もしなければまともになることもない。
　我慢していて爆発する人と、そもそも我慢が出来ない害獣は違うと思うの。
　それでも人間は、人間の形をしている限り尊重され、そいつらに虐げられる。

　理不尽以外の何物でもないよ！　人間界。