作品の話をしやすい相手な理由

文字数 1,219文字

 Twitterの創作界って大多数が自作宣伝と、同じ書き手仲間との交流を目的にしていると思うのね。
 最近特に自作宣伝をしないので、俺が小説を書いていることすら知らない人が多いと思う。
 書いているのに”読まれたい!”と思わないこと自体も稀らしいが、俺は自分が書く小説を”好き”な人がいたら嬉しいが、”面白い”といって欲しいわけでも、無理に読まれたいわけでもない。

 単純に趣味で自分の恋愛観丸出しのものを書いているだけ。
 自身がパンセクシャルでアセクシャルなため、一般的に流行っているものが合わない。
 好きでもない相手と性行為や、次から次へと相手が変わるなどもっての外だし、偏見描写も好きではない。これは俺の恋愛観と合わないだけで、世の中の人がそれを好きなのは俺には関係ないし、それの良し悪しは俺がどうこう言うことでもない。単に合わないと言いたいだけ。

 そしたら自分の好みは自分で書くしかないでしょ?
 読まれたいというよりも、自分が読みたいから書いているだけだし、それが受け入れられないのなら宣伝する必要も感じない。

 じゃあTwitterで何をしているんだ?
 と言ったら、レビュー書くか演説するか、イラスト作るか、感想書くか。この辺り。
 自作品についてはタグくらいでしか語らない。
 完全にレビューを書く人か演説の人だと思われている。たぶんね。

 相手がどんなものを書いているのか知ってしまうと、相手の好みとかを念頭に入れてしまうため、自分の作品の話しってし辛いかもしれないなと思った。
 俺はどちらかというと、読専と勘違いされている場合が多いので、話しやすいのかもなあと。

 実のところ凄く趣味は偏っている。
 まず、群像劇が好き。何かしらミステリーや謎要素を含むものが好きなので、なんでもかんでも明確にされている物語には惹かれない。どこかゾッとする部分があると興味をそそられる。
 
 進撃の巨人に惹かれたのも、謎が多いからだと思うんだよね。
 たくさん伏線が引かれていて、そもそも巨人ってどこからきているんだろう? と謎が明らかになるまで不思議でならない。ハンジさんが巨人には生殖機能がないと言っていたり、質量がオカシイと言っていたりする。そして自分たちにみえているものが本質とは限らないというようなことを述べている。

 生殖機能がないということは、何故増えるのか謎ということ。
 そしてどこからきているのか分からないからこそ、彼らは壁外調査によって大陸の端まで行こうと思ったのではないだろうか?

 謎のある物語には、それに対して人の行動に理由がある。
 その理由について深く考察するのも楽しみの一つなのではないだろうか?
 そうやって色んな推論を立てて読むのが読書の醍醐味であると思うのだ。

 なんだかまた話がづれてしまったが。
 偏っているからこそ、レビューに関しては主観を入れないように心がけている。
 重要なのは、自分がどうかよりも一般的にどうかだと思うので。
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