早く終わらせたい

文字数 804文字

 毎回うんざりするのが、分かり辛いあらすじ。
 あらすじを書くのが下手な人は正直多い。

 こういうのはレビューを書くにあたって一番のストレスなんだよね。
 どうして映画の解説や、レビューにはあらすじがつくのか考えて欲しいと思うのね。
 どんな物語で、どんな部分が見どころなのか分かるから、人は見たいなと思うんだよ。
 
 例えばお菓子を買うのに材料も分からなければ、形も分からないものを買いたいと思うだろうか?
 情報というのは目から入ってくるものが70パーセントだか80パーセントと言われていて、人が人に惹かれる要素には見た目も含まれていると思うのね。
 つまり、情報とは人を惹きつけるうえで非常に重要なものとなる。
 あらすじがあらすじとして機能している作品と、機能していない作品では全く惹かれやすさは異なる。
 
 かっこいいからとかお洒落だからとかであらすじを作成しないで欲しいの。
 そんなのは自分勝手な幻想。
 空気を読むことの方がよっぽど重要。

 ラノベとなろう系の違いについては、段々分かって来た。
 どちらかというと、これらは真逆であると感じた。
 ラノベはほとんど心情が書かれておらず、結論が述べられている。
 真っすぐ進んでいく物語だと言えよう。
 
 例えば、○○君は実は狼男でした。
 という事実に関し、証明するような行動など遠回りな物語が一般小説。
 遠回りせず、
「そうなんだ」
となんの疑いもせず受け入れ、先に進んでいくのがラノベ。
 リアリティを持たせる方向性が全く違うということ。

 なので一般小説の方が好きな人からしたら、ラノベはツッコミどころしかない。

 なろう系というのは、心情のみで進んでいくスタイル。
 情景だろうが、行動だろうが心理描写で進んでいくので好き()きが分かれるし、読みやすさもものによるということである。かなり個性が出る分野でもある。
 なので一概に、なろう系に好きとか嫌いとか言うことは難しいと思われる。
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