カタカナはいまいちピンとこない言葉が多い

文字数 745文字

 言葉は伝わって初めて伝わったことになる。
 前回はサブスク(サブスクリプション)に関しての話をしたが、日本語なら誰でもわかるがなんでもカタカナにしたがるのは日本人の悪い癖だと思うんだよね。
 それって外国人が漢字がカッコイイと意味不明な言葉をタトゥー(刺青)にするのと同じ。
 結局ね、カタカナはそのまま発音しても英語圏の人には伝わらないし。
 なんのためにわざわざカタカナにするのか、わからないんだよね。

 例えばカタカナばかり使う人を頭が良いとか難しい言葉をしっているとはならない。
 何故なら言葉には難しいも易しいもないから。
 覚えられるか、覚えられないかしかない。英語が苦手な人というのは、単語の意味がイコールにならないだけ。
 日本人なら言葉の意味を知らなくても漢字を見ればなんとなくわかるでしょ。
 それにカタカナになると軽くなり、日本語だと重く感じる言葉はたくさんあると思う。

 ここでも使っているタトゥーと刺青では印象が違う。
 そうやって日々いろんなものを勘違いしたり、させられたりして生きているが印象が違うだけで同じである。例えば、お母さんとママのようにね。

 それに文化を学び始めると、英語圏ではそういう意味では使われていない言葉ってたくさんあることを知る。つまり日本人が間違った言葉の使い方をしているということ。
 
 先日知ったのは”センス”という言葉。
 日本人はセンス、イコール感覚ではあるけれどその感覚は感性をさしていると思うのよ。
 美的センスとかね。けれども、センスとは感覚を意味するのでそんな使い方はしない。
 なのでセンスがないというと『神経がマヒしている』こういう感じの意味合いになるらしい。
 いろいろと知ってくると、日本人同士でなら伝わることが分かっていても使い辛くなるよね。
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