小説作成の話1『展開とエピソード』

文字数 1,553文字

 相変わらず、音ゲーの曲を聴きつつ傍らで街ゲーを起動しながら小説を書くという変な環境で執筆してますがね。
 最近気温が上がってきて、仕事でへとへとになり昨日は19時台には布団の中にいましたw
 うちの親父曰く、
「眠い時は寝ろ」
ということなので無理は良くないなと思う。 
 両親のことは嫌いだけれど(暴力的なので)良いことを言っているなと思うことはあるんだよね。
 根っからの悪人というのは自分の事しか考えておらず、なおかつ他人からどう思われようがどうでもいい人のことを言うと思う。
 通常は人は儲けようとするとき【他人の心理】を考え、そこに付け込む。良い方に転べば、世界を動かせるし人を惹きつけるもの。けれども、悪人は今しか見えていない。なので失敗すれば監獄行き。
 つまり悪人ってのはバカでもあると思う。

 それはそれとして。
 他の人がどんな風に小説を作成しているのかは知らないけれど、その話を聞く機会もあまりないと思うんだよね。プロットについては詳細に考える人とざっと決める人という二タイプに分かれると思う。
 自分は終わりだけ考えて後ろから考えていくタイプ。
 
 それは例えばミステリーだったら、ますラストをどうするか考える。
 ハッピーエンディングにするかバッドエンディングにするかでも違うとは思うんだけれど、そのラストになるためにはどういう展開を組んでいったらたどり着くのか? こういう考え方でストーリーを作っている。

 頭から考える人は、書いているうちに違う展開になってしまうこともあると思う。
 大切なのは登場人物の性格だと思うんだよね。
 決めたストーリーに添う登場人物しか出てこなければいいが、この性格の人がこんなこと言う?! ってなったら読んでいる方は『うーん』ってなるでしょ?

 リアリティをしばしば現実的と勘違いしている人がいるけれど、リアルさではなく現実味なので『みりん』ではなく『みりん風味』になればいいってことね。
 そのリアリティは現実にあるかどうかではなく、自分が組んだ世界観や登場人物の性格に添った形になることがリアリティなんだよね。
 こんな会社はない。当たり前、だってフィクションなんだから。
 それをあたかも存在するように見せられるかってのが大切と言うこと。
 自分が作った世界観に添ってなければ、どんなに現実的でも破壊的と言うことになる。

 これは別に俺が言うまでもなく、みんな知っていることだと思うのでここまでにして。

 人それぞれエピソードの作り方は違うと思う。
 どれが正しいということはなく、自分に合った方法を模索していけばいいと思うのね。
 なので、自分はこんな風に作っているという紹介の話。もしかしたら、このやり方でさらに作りやすくなる人もいるかもしれないし。

 自分の場合は、展開のみを先に考えている。
 展開というのは例えば『AがBに告白をしてうまくいく』こうことだね。
 現在はAはCと偽装の恋人同士状態。その次にこの展開にしたい。

 土台によってもエピソードは変わると思う。
 土台というのは現代なのかファンタジーなのかというようなもの。
 そこに登場人物の境遇や性格が+される。
 こう考えただけでもエピソードって無限大だと思うんだ。

 なので何か閃くこともあるので、展開しか考えてないんだよね。
 仕事中に閃くことは多いけれど。
 こういうのって算数に似ているよね。
 最終的に1にしたい。その計算式は、O+1でもいいし、100ー99でもいい。
 結論がそうなればいいわけだから。
 エピソードを先に考えてしまうと結論は一つしかない。そう思うんだよね。
 なので展開を先に考えてそうなるにはどうしたらいいか? を考えた方がエピソードの数は増えると思っている。そんなわけで自分はそういう作成の仕方をしている。


 
 
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