何が大丈夫なんだ

文字数 964文字

 19時台に寝てしまった為、こんな時間に元気な俺。
 時刻は1時48分。
 本来なら日付は14日として書くべきなのだろうが、そんな細かいことは気にしない。

 俺は今更言うことでもないが、性格が良いとは言えない。
 仕事ができない、遅い人間に対して口に出すことはないが、クソだと思っている。
 ちなみに耳が悪い以外で音痴な奴は、人の話を聞かない自己中な奴なんじゃないかとも思っている。音に合わせようという気がないのは、自分本位なのでは? と思うからだ。

 そんなことはどうでもいいが。
 親切と優しさについて思うこと。

 相手に対して優しいと感じるのは、自分に都合のいい解釈なのではないか? という件について。
 親切と優しさをはき違える人は結構多い。
 相手にとって”人としてあるべき行動”は優しさではない。親切である。
 例えば困っている人に手を差し伸べるなど。

 それと同じように、仕事に対して”生産ラインのスムーズ化”について。これは製造業の生産ラインのことを言っているのではなく、単なる例えだ。
 滞っているから手伝う行為は、優しさではない。
 その場所が滞っていることによって後の作業に支障をきたす。それは結果無駄な残業に繋がることもあるだろう。あなたを誰かが自ら手伝ってくれるとしたら、それは優しさではない。あなたが無能だから。
 周りに迷惑をかけているからに過ぎない。

 人によっては、自分の仕事ではないからとみて向ぬふりをする人もいるだろう。
 しかし全体を見る人は、常に身体を空けておこうとするものである。そして滞っている場所があれば、手を差し伸べる。それは全体を見た時にマイナスになっているからであり、優しさではない。恐らく腹の中では相当ブチ切れているに違いない。
「クソが! 真面目にやりやがれ」
 それがきっと本音に違いない。

 それは駅の改札に例えるとわかりやすい。
 数個ある改札の一つが滞っていたら、他の客に迷惑がかかる。だから駅員は滞っている場所に行き、
「どうしました?」
と声をかけるだろう。
 きっと腹の中では、
「なにしてんだ、バカ野郎」
と思っているに違いない。

 職場で誰かが仕事を自ら手伝ってくれるとしたら、それは”お前は無能だな”と思っているに違いない。
 決して他人の親切を優しさなどと勘違いしてはいけない。
 それは勘違いに過ぎない。
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