くだらねえと思うこと

文字数 1,303文字

 いまだに言っているのか?
 って思うのが、webマナー(小説関連)の話し。

 サイトに明記されていない限り、それは出来ていなくても賞には関係ありませんよということ。場所によっては、それでは弾かれることもあるだろうが。
 明記していない限り、それは明確な条件ではないということ。

 noteというところで、字下げの発症についての記事を読んだ。確か明治時代に印刷するときに、紙の節約のために使用した方法が字下げらしい。
 では字下げはなんのためにするのか? 
 それは”○○~○○”の部分までが一つの塊の始まりであることを示している。段落ということ。
 その段落が変わるのは、同じことについて示されているが、方向性が変わる時。

 例えば、家事の話を書くとする。家事の中で、料理の話しと掃除の話しは同じ方向性ではあるが、内容が別となる。なので字下げをし、ここからここまでは”料理”ここからここまでは”掃除”について述べているんですよよ”読者へ分かりやすく合図”するために”字下げ”するのである。
 
 紙の節約とはどういうことなのか?
 本来は字下げではなく、空行されていたのではないか? と思われる。

 では、字下げに対して空行はその時どう使われていたのか?
 場面が切り替わる、もしくは別の方向性のことについて話が始まる時に使うものなのだ。
 つまり現在のweb小説(素人の)というのは”字下げも空行”も正しい”合図”として使われているわけではない。見やすさのために本来とは別の場所に空行が使われている。
 読みやすさというのは”正しい合図”が使われている時に発揮されるものだ。それは簡単に言うと”空気を読みやすい”ということであり、その為に内容の把握がしやすいということもである。

 見やすさのために字下げや空行をしている場合は、全体の文字数が多いと把握しづらくなってくる。空行ばかりの物語が分かり辛いのはそのためだ。
 逆に正しい使われ方がしている作品は、一ページが5000字くらいあっても読みやすい。

 この字下げに関しては、正しく活用している人が非常に少ない。
 なので個人の問題であり、他人に押し付けるものではないと思う。
 そんな暇があるなら、一字でも多く書いてさっさと小説を仕上げることに時間を使うべき。時は待ってはくれない。そんな無駄な時間を過ごしているうちに、死ぬかもしれないし、地球が滅ぶかもしれない。

 まずは”みんなやっているからとか、やるべき”とかではなく何故やるのかその経緯を調べ、必要ならそうするべき。もちろん、サイトに必要なら書いてある。
 何故使うのかを理解すれば、自然と文字の打ち方は変わるし、自分に必要だと感じた時に直せばいい話。他人から言われてやっているうちは、何も進歩はしないし反発が起きるだけ。
 
 そして何より、そんなくだらないことを言っている時間が無駄。

 とにかく、くだらない作法がどうのの前に”楽しく書け!”と言いたい。
 改稿も修正もいつでもできる。
 直したい時が来れば、自然と直すときがくる。

 ただし、字下げに慣れていて見辛いというのはあるかもしれないが、それはあんたがそれを見慣れているだけの話し。
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