違うんだってば!

文字数 1,214文字

 人に説明する時どうしたら伝わるのか、凄く考える。
 ちゃんと伝わらない時、俺たちは人知を超えるのか?
 と思う。

 俺には優人という一人の人格がいて、解離とかの多重人格ではなく任意で切り替えの出来る、ONとOFFのような立場にある。そして両方いないと、俺と言う人間は崩壊する。

 俺=7と言う人間は、仕事モードのようなもの。
 特に接客業のようなものと考えて欲しい。
 接客業というのは、嫌な客だろうが良い客だろうが同じように接することを求められる職。
 そこには自分は必要ない。
 アンドロイドのように心を持たず、求められた仕事をこなせばいい。

 では実際どのように動いているかと言えば、Twitterメインで活動をしているわけだが、俺をつき動かすのは『相互さんたち』。俺に俺でいる場所を与えてくれる。だから感謝をしている存在。
 一人一人に対し何かを思うわけではなく、全体への感謝。
 俺は好き嫌いで動いてはいない。
 常識的か? ただそれだけ。
 
 常識的で良識的。俺は忖度はしないし、なるべく客観的に物事を考えるようにしている。
 それはすなわち、合わない意見を見てカッとなろうが、凸たりはしない。
 思うことがあれば自分のツイートで呟く。
 それを他人にも求める。
 何故なら、意見が合わないのは価値観が違うから。揉めようが戦おうがその価値観がイコールになることはない。多様性を認めるということは、いろんな人がいて当たり前であり、そこに合わせることでも意見を受け入れることでもない。
 合わなければ関わらないというだけのこと。
 あなたが異性愛者で同性愛者の人と戦ったところで、同性愛者にはならないし、その逆にもならない。
 認め合うことというのは、『あなたはそのままでいい、でも私には押し付けないで』というだけの話し。

 優人=プライベート人格というのは感情で動いている。
 もちろん好きな人もいれば嫌いな人もいる。
 嫌いな人と仲良くはしないし、好きな人には積極的に話しかけるだろう。
 好きなものを好きと言うことを躊躇わないのが彼。
 理不尽なことをされれば怒るだろうし、相手を叩きのめすこともあるだろう。
 あいつを突き動かすのは、愛そのもの。
 
 なので、Twitterでの人付き合いもまったく違う。
 好意が分かりやすい人。
 俺は恋愛には向いていないが、優人は恋愛向きの人間でもある。
 そんなアイツが今大事にしているのは、俺だけ。
 なので、俺に何かあればすっ飛んでくる。
 もちろん、利用されるとなれば俺に許可なく勝手に相手をブロックすることもある。
 そういう人。
 穏やかで、あまり怒らないけれど怒らすと怖い。
 感情+論理+常識これが彼。

**

 二人は同じ器なだけで、考え方が真逆であり別の人生を生きている。
 興味があるものは違うし、特技も違う。
 俺が両利きなのは二人格も関係するのかなとも思う。
 文字打ちのスピードも、小説、イラスト、レビューの書き方も違うしね。
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