心三ミリ壁五キロ その透明な壁

文字数 906文字

 この度、低反発のキッチンマットを買った。お値段2300円。
 キッチンマットとしてはそこそこのお値段だろう。
 ずっと使うものは、安物よりも使い勝手の良いものの方がいいと思うのね。
 安物買いの銭失いともいうしね。

 俺は100均はほぼ活用しない。
 それよりもホントに気に入ったものを購入し、長く大事に使う。
 気に入っていない、安物はぞんざいに扱いやすいものだ。
 そこそこするものは、よく考えてから買うものなので失敗もし辛い。

 それはきっと小説やレビューには表れてはいるとは思うのだが。
 人というものに関しては、愛着が湧き辛い。
 不人気作品を毎日せっせと更新していて思うのだが、恋愛観もミステリーに関しての考え方も一般とは合わない。
 ”今時”と言われる若者にもいるらしいが、俺はレトロとかノスタルジックなものが大好きである。
 その割には、Maroon5ばかり聴いているわけですがね。
 彼らの特徴は、時代の流行に合わせた曲作りをするというところ。
 ロックからスタートしたが、いろんなジャンルの曲を歌っている。

 その中でも俺が好きな曲は、ジャンルがバラバラだったりする。
 Maroon5が好きなのは、そういうところなのだ。
 他のアーティストというのは、ジャンルが統一されていたりして結局似たような曲ばかりになっていく。自由発想が足りないと思うのである。だから一曲聞けば十分だし、何度も聞きたいとは思わない。

 それは小説にも言えるのではないだろうか?
 その作風がとてつもなく好きと言うのであればいいが、似たようなものばかり書いていても飽きてしまう。その反動なのか、訳の分からないコメディばかり書いているのである。

 タイトルに触れるのを忘れていたが。
 Twitterの相互さんと話していて、思い出したことがあるんだ。
「お前は全て見せているのに、理解されないね」
と言われたことを。
 そもそも自分が何を理解されたいかもわかっていない。

 と言うよりも、一般の価値観を俺に押し付けないでよと常に思っている。
 一般とは凡人。
 凡人の考えは所詮、凡人でしかない。
 非凡な人間は凡人になれることはない。
 凡人が天才になれることはあってもね。
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