新たに始めた別ゲーの話

文字数 2,103文字

 大抵、音ゲーか街ゲーの話しかしていないので、他に何かやっていないのか? と言うことでね……(誰も聞いてねーよww)
 街ゲーと同じ会社制作のソーシャルゲームを作るゲームの話でも。
 ここの会社のゲームはフレンドに関してはお試し申請というものがあって、困ることはほとんどないのだけれどこのゲームに関してはお試し申請というものがないため行き詰ることがある。
 なのでボッチで遊んでいるような人には向かないとも言える。

 このゲーム、初めは正直つまらない。
 何故かというとどんなにガンバっても『クソゲー』しか作れないから。
 そしてユーザーのセリフが結構シビアでイラっとするため。
 こっちだって数値で結果が出るわけで、俺のせいじゃねーよ! って思うわけだ。

 さてこのソーシャルゲームを作るゲームがどんなゲームなのかを紹介しよう。
 まず文字った(古くはねじっただったらしい)プラットフォームが続々と開設されていく中で、そのプラットフォームに設定された条件をクリアし、よりユーザー数の多いプラットフォームでゲームを作り売り上げなどを伸ばしていく一攫千金狙いゲームである。

 1個のゲームに対し4つの目標というものがあるが、これがなかなかクリアできない。
 かなり絶望的ww
 ランク14までは金はない、ボックスは狭い、人気はない、クリエイターたちの能力が低いで、泣かされる羽目になる。これでコツコツと70作近く作製したのだが『あるトロフィーの条件』を満たしてもらえるアイテムによって起死回生チャンスが訪れるわけだ。
 ここからが面白くなってくる。俺はトロフィー画面を放置しっぱなしだったので、ちょくちょく見ていればもっと早くチャンスが訪れたのかもしれない。

 クリエイターは条件を満たせば勝手に募集で集まってくる。50名集めるというトロフィー条件があるため、解雇する必要はない。開発室に入れなければ控室で大人しくしている人たちなので。
 ソロでやれるのは二階を建てるあたりまでだと思う。三階を建てるためにはフレンドからのギフトが必要なのだがフレンドが簡単に作れない為、とりあえずこの辺は後回しにしておくしかないだろう。
 やっておいた方がいいのは外注依頼。これでもらえるアイテムによってクリエイターは進化する。
 三つアイテムが必要になるのだが、そのうちの一つがどうやら外注依頼でしかもらえないようなのだ。
 
 ところで起死回生のアイテムはとにかくラッキーアイテム。作曲家に効果があるアイテムとなる。
 二階を建てたら職業5種は必ず入れた方がいい。すべての職がそろうことでボーナスが発生する為。
 このアイテムさえ手に入れれば大抵のゲームはちゃんとノルマをクリアして作成してくれるようになる。

 このあたりからはお金も稼げるようになるため、部屋にアイテムを置くなどしてクリエイターの底上げもできる。

 小説や漫画などは創作に置いて、初めから面白さを感じないモノは手に取られ辛いというのがある。
 じゃあその面白さってどうやって出すの? と疑問に思うものだがつまらないなと感じるのは世界観説明から始まっているように思う。
 例えば新しいゲームを買った時には早くプレイしたいのと同じで、いつまでもチュートリアルだったら嫌になるよね。それと同じなのだと思う。
 仕事でもそうだけれど、説明ばかりされても分からないし覚えられないことは多い。実際に必要となった時に分からない部分だけ聞いた方が分かりやすいし頭に入ってこないと思うの。
 楽しむためには楽しむためのベースが必要なんだろうなと。

 ではこのゲーム、初めはつまらない! となるのに何故続けられるのか?
 謎が多いからだと思うんだよね。
 初めは自分で1個ジャンルを選ぶことが出来る。選べるのはジャンルだけで、最初から何種か手法などが用意されている。ゲームを進めるうちに増えてくる仕組み。
 ゲームの設定は三段階で最後にバク取りという作業がある。

 なんのジャンルで作るかはクリエイターたちが企画書を作ってあげてくる感じで、なにが違うのかというとジャンルと流行と仕上がり。ジャンルが増えてくればそれぞれが提案してくるジャンルも変わるシステムだ。
 どれにするか決めたら内容を選ぶんだけれど、初期からあるめかぶに『???』となる。
 どんなゲームなんだよ、そりゃ!
 そして最後は手法というかシステムを組み合わせる。コンボやレア、コンプリート機能など。

 出来上がったゲームは5つの分野でどんな感じか表示されることとなる。
 ハマり度やインパクトなど。
 どんなものができるのかはできてからのお楽しみであり、どれだけDL数が増えるかも出来上がってからわかるという。
 結果がすぐにわからないからこそワクワクするわけだよね。
 そして楽しくなるというのは『差』によっても生まれると思う。
 つまりそこまでが酷いからこそ面白く感じるというわけだ。
 面白くなってきたら次はどんな行動に出るか? 攻略を見たり、より高みを目指したりとそこは性格によっても違うとは思うが”もっと楽しめる方法”を探すだろう。
 自主性を促すのも一つの手法なのかもしれない。
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