単調か否か、決めるのは自分

文字数 1,021文字

 今時聞かないけれど、不倫の理由が相手への恋慕ではなくスリルということはある。
 俺は不倫は推奨しないし、したいとも思わない。

 不倫という言葉は一般人には使わないということを教わったことがある。それなりの地位や有名な者に対して使う言葉で、失墜する可能性の少ない一般人には使わない言葉。詳しく解説を受けたのだけれど、当時の自分は不倫とは無縁な学生だった為、詳細を忘れてしまった。その話からは、使わない理由が納得できたのだけれど。では一般人に対する不倫にあたる言葉はなんだったのだろう?
 
 不倫と浮気の違い
【浮気】
 パートナーがいるにも関わらず、他人に恋愛感情を抱いてしまう、移ってしまうこと。
【不倫】
 道徳に外れることを意味し、特に配偶者以外と肉体関係を持つこと指すようだ。
(web調べ)

 こう見ると、浮気は肉体関係を含まないもしくは、婚姻関係になると浮気ではなく不倫に変化するのだろうか? と想定できる。

 ちなみに、俺が不倫はすべきではないというのは”倫理道徳に背くから”ではないし、”相手を傷つけるから”でもない。もちろん社会的に失墜するからという理由でもない。
 それは気持ち的な問題だと思う。会社を首になるとか、バッシングを受けるとか物理的な問題も、因果応報でしかないし、やった本人が自分に戻ってくるに過ぎない。

 そうではなく、不倫や浮気をして相手を裏切っている時間というのは、裏切られた相手に取っては無駄な時間なのではないか? と思うのだ。
 仮に離婚や別れるなどして、他の相手と付き合ったとする。
 その時は相手にとって辛いことかもしれないが、あなた以上に良い人、合う人、運命を感じる相手に出会う可能性がある。そのチャンスを搾取するのはどうなのか? ということ。
 少なくとも不倫するような相手と一緒に居るより、別れた方が幸せだ。
 なので、不倫はすべきじゃない。やりたきゃ相手に許可を取るか別れてからやれよと思うのだ。

 根本的に不倫や浮気性は直らない。病気らしいし。
 そもそも付き合わなければいいし、結婚しなきゃいい。

 スリルを求めるのは、自分自身がつまらない、無味乾燥な人間だからだとも思う。他人に娯楽を求めるのは、自分が娯楽を生み出すことが出来ないから。無能だからに過ぎない。

 仮に仕事と家の往復の毎日でも、単調に感じる人もいれば空き時間を有効に使う人もいる。
 単調かどうかを決めるのは自分であり、その単調は自分自身で変えることが出来る。
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