日本はC国と変わらない

文字数 1,082文字

 少子化が進んだ日本。
 大家族、数世帯家族から核家族化した日本。

 一人っ子気質について調べたことはあるだろうか?
 兄弟(姉妹)には各気質というものがある。
 それは血液型だの星座などとは違い、論理的な観点から書かれている。

 人の性格とは環境で決まるもの。
 なので生まれた月の環境で水が苦手だったりということはあると思う。
 C国は一人っ子政策というものがあった。
 日本はそんな政策はないが、だんだん一人っ子家庭が多くなった。
 その結果、現在の日本人の若世代というのはC国の人々と似ている。

 自分勝手で自己中な人が多いのである。
 
 兄弟(姉妹)がいる人というのは長子、中間子、末っ子で性格が異なる。そしてそれはバランスというもを作って行く。大体、世話焼きで仕事のできる人は長子に多く、上手に甘え世渡り上手なのは末っ子に多い。兄弟のいる人と言うのは上下関係を肌で覚えているし、協調性も持ち合わせている。
 だが一人っ子と言うのはそういう過酷な環境にいるわけではないのでわがままで自己中、そのくせ自分で困難を乗り越えていくという力がない。
 
 C国民というのは他の国からも非常に嫌われている。
 それは自己中だからという理由にほかならないと思う。自分さえよければいいという国民性。
 だから日本にやってきて、マスクを買い占めたり飴を買い占めていく。
 自分さえよければいいという精神だから。
 日本もその傾向が強い。

 人間は社会に出ると、人から注目を浴びることはなくなっていく。
 なぜなら職場で大切なのは個人ではないから。
 そして国が必要としているのは納税者であり、個人じゃないから。
 代わりなんていくらでもいる。それが世の中。

 それを理解していないのが現在の日本人。
 だから店の迷惑になることを平気でする。
 まともな人はそこに怒りを感じるだろうが、自己中で良しとして生きてきた一人っ子にはそれは理解できないだろう。中にはまともな一人っ子もいるだろうが、俺はお目にかかったことはない。
 この性質は恐らく教育ではどうにもならない。
 何故なら感覚として身につくものだから。

 転んだことのある人は転んだら痛いということを知るだろう。
 転ばないように足元を見るようになるかもしれないし、転んでもいいように厚着をするかもしれない。
 だが転んだことのない人はその痛みを知らないし、工夫もしない。
 これと同じこと。
 兄弟のいない人は空気を読むことが身についていないし、他人の面倒を見ることもないだろうし、分け合うという習慣もない。喧嘩をしたとき、どのようにして仲直りすればよいか学ぶ機会もないだろう。
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