相手にされなくなる人と愛される人

文字数 1,281文字

 ポイントは思いやりだと思う。
 頭の良い人ほど余計なことは言わない。
 これが事実。

 一言余計な人というのは大抵嫌われる。
 己を中心として話す人もまたしかり。

 ネットという場所は誰でもアクセス可能な場所となる。
 そしてどんな言葉を言っても、誰かしらは傷つくものである。
 こっちを立てればあっちが立たないというのが常に起こりうるということ。
 Aさんを褒めたらBさんが傷つくなど、よくある話。

 人間は思い込みの激しい生き物なのね。
 見ることができるものは自分に言っているとは限らないのは当たり前。
 この間見たものでは、世界には75億人の人がいるとなっていた。
 自分はその中の一人でしかない。
 なのに目に映る全てが自分宛と錯覚する生き物、それが人間。

 人間は愚かで弱い生き物なの。
 だから愛しいということ。

 何かを発信する時は、いろんな人がいて「これはピンクのおパンティを履いている人向け」に発信したとしても、「ブルーおパンティの人」も反応するし、「裸族の人」も反応するということ。
 世の中はめんどくさいのよ。
 分かるでしょ?
 お前に言ってねーよ! ってのが現実でなら、一人だったとしてもネットなら1000万人くらいいるわけ。
 大変でしょう?
 でもトレンド見てたら分かるよね。

 何故自分語りが反応されないのか?
 恋人の話しばかりしていても反応はされ辛い。
 それは個人的すぎるから。
 
 かまってちゃんが相手にされないのは、結論がないまたは内容がないから。

 意見を述べる時は、結論が必要なのよ。
 これ、実はない人が多い。
 例えば、
「ピンクおパンティが好きだ」
はただの自己主張。

「ピンクおパンティが好きだ。なのでピンクおパンティを履いている人は正義だと思う」
となった時、それは結論でありはじめて議論が開始されるということ。

 『あ、そう』
 と言われるか、『わたしはこう思うのと言われるかの分岐点はここにある』
 あなたが人から相手にされないとしたら、それは意志表明をしているか自己主張をしているからだけなの。

 このように、人には意見があるので『言わせてあげられる環境と空気』を持った人は人が集まりやすい。
 
 人に共感を与える人は思いやりがある。
 自分はこうだからこうしろと命令する人は人には好かれない。
 自分が出来るから相手もできる。
 たぶん、超人の真似でなければ基本、人間に可能なことは自分にも可能だとは思うの。
 でも得手不得手はあるので、やはり誰にでも出来るものではない。
 
 そういう凄いことが出来る人ほど、出来ない人に思いやりを持たねばならない。
 誰の目から見ても、几帳面で頑張っている人が、
「サボってもできるよ、サボれよ」
って言ったらどうなる?
 こんなに頑張っている人でもサボってるんだ。サボっても良いんだって安心できるでしょ?
 安心感を与えることが出来る人も愛されます。

 まあ、俺は鬼教官みたいなやつだけれど、ガンガンサボりますよ?
 だって仕事じゃないもの。
 仕事はお金を貰っている。だからちゃんとやる。
 お金をいただいていない以上、義務はないの。
 疲れたら休みなさい。
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