相棒の感想と

文字数 709文字

 二週続きの話は珍しい方だと思うんだ。
 とは言え最近の相棒しか視たことないので、そうだとはっきり言えるわけではないが。

 警察内でのパワハラと暴力、隠蔽。そんな背景のある話だった。
 最終的に悪は暴かれたが。
 マスコミとは本来そうあるべきだよね。
 権力に屈せずにさ。

 にしても、力とは弱いものを虐げるためにあるわけじゃない。
 そもそも人間は弱い生き物なんだよ。
 だから助け合って生きている。
 組織の中の地位って言うのは利便性のためにあるわけで、それを利用して自分の想い通りにするためにあるわけじゃないんだよね。
 正義とは他者を傷つけるためにあるものでもないし。

 今回の話は結構心にダメージを受ける内容だったな。いくら悪事が表ざたになったところで、大切な人はもう戻らないのだから。人を死に導くのは絶望なのかもしれない。

 映画とか観ているとさ、大切な者を持たない者は確かに強いと思うんだよ。
 守るべきものがいるから弱みを握られたりもする。自分一人だったら身軽だしね。
 でも一概に一人だから強いとも言い切れない。
 逆に、守るべきものがいるから強くなれる場合もある。アイツを残して死ねないと頑張ることもある。

 真実は一つかもしれないが、正解は一つじゃないんだよね。
 その一つではない正解が合う人が思想の合う相手なのかもしれないとか思う。

 ネットの中って人の海なんだよね。
 その海の中で合う人と出会えたらたぶん日常は楽しいに変化するだろう。
 もちろんリアルに合う人がいるなら越したことはないけども。

 老若男女誰でもいい。
 思想が合わなくても良い。
 話していて楽しいなと思う人と巡り逢い、会話がしてみたい。
 毎日、そう思っているんだ。
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