進撃の巨人(シーズン4まで観た感想)

文字数 628文字

自分の感じたことTwitterの呟きより転載。

 兵長の言葉が重いなあ。
 ホントに現実に起きている戦争の理由と重なる。

 人は恐怖から逃れることはできない。
 自国を守るために必要なのは脅威であり、本当の幸せとはこの世に産まれてこないこと。それが結論なんだろうなと思う。
 産まれてこなければ虐げられることもなく、苦しみを知ることもなく、痛みを知ることもないだろう。
 その理論で言うならば、人類が絶滅することが人にとっての真の幸せ。この世に世界平和なんてことは夢でしかない。

 力で何かを押さえつけようとすれば、それはいずれ脅威となる。
 人は進化できても進歩しない生き物と言うこと。
 どんなに戦争のない世の中を願っても、自分を守るために武器を持つ。

 つまり平和とは脅威に脅かされ、互いに近づかない状態を指している。緊張感のなくならない世の中は平和であっても幸せとは言えない。
 人類がこの世に存在しなければ、争いもない。真の平和と幸せはそこにのみ存在する。
それが現実的な答え。

 どうして人には言葉があり、意志の疎通もできるのに共存できないのか?
 それは人類がいつまで経っても恐怖に怯え、他者を信じることが出来ないから。裏切る者が存在するから。人の生活を脅かすものが存在するから。絶滅こそが真の救い。

 しかし進撃の巨人ではその真理に抗うのだろう。

 進撃の巨人はとても人気の作品だけれど、果たして観た人や読んだ人は何を思ったのか?
何を考えたのか?
 そこが気になるところだ。
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