文化の違いと恋愛事情について

文字数 1,952文字

 現在凄く好きなアーティストがいて、その方の恋人がしょっちゅう変わるので(これは感覚)アメリカの恋愛事情ってどうなっているのだろうと思って調べたら衝撃的なことを知った。
 アメリカのラブコメなどを見ても、しょっちゅう恋人変わるよねってイメージはあったんだけれど、調べてみるとなるほどなと思うところは多かったね。

 まず、アメリカではボーイフレンド、ガールフレンドという言葉には軽い意味はない。
 日本だとそのまま『男友達、女友達』という意味合いだけれど、要約すると『結婚を考えている交際相手』のことを指すようである。
 だから『ボーイフレンドはいますか?』と聞かれて『たくさんいる』なんて言うと、『えええええ?!』ってなってしまうだろうね。

 そしてアメリカでは同時に数人とデートして合う相手を探すというスタイル。
 デートを重ね、いつの間にか自然と恋人同士になるという感じらしい。
 その記事と俺がよく見るチャンネルでの話を総合すると、恋人へ移行するのに『これ!』というものがなく、今の状況が恋人か否かを見極めるには『手の繋ぎ方』や『恋人同士のみで使う言葉』などを基準に判断するらしい。

 つまり、いろんな人と交流をしつつ結婚相手を探すというスタイルで、いろんな人とデートをしていたとしても非難されることはない。それが普通なんだろうね。
 そう考えると日本ではお付き合いもせずに二人で遊びに行くというのに気持ちが伴わないことも有るけれど、向こうの場合は『恋人候補の一人』という意思表示はあるのかもしれない。

 さてここで、女性側にはたくさんのルールがあるようだ。
 例えば、連絡先を交換し連絡が来てもすぐには返事をしないなどね。
 少し間を置いて返信することによって『自分は自立している』というスタンスを示し、充実している人をかもしだしたりしなきゃいけないらしい。デートの後もすぐにメッセージを送ってはいけないなど。
 気遣いのある人だったら連絡があるはずだし、様子をみるということだね。
 どんな相手なのか見極めることは大切だとは思うが、好意を見せてはいけないなどいろいろと大変そうだなと思った。駆け引きが大切なようだ。
 これにはね、デートをしている段階では『恋愛感情』を男側が持っていないということもあるらしい。

 まあ、何度かデートしているうちに恋愛感情を持つのであって初めは好みの見た目だからとりあえず一緒に時間を過ごしてみるということなのかもね。日本だったら街コンやお見合いのようなものなのかな? と思った。それを複数同時展開して合う人を探そうというスタイルなんだろうな。
 
 そんな風にしても離婚率は高いらしい。
 それはなんとなく納得。複数と同時にデートしていることは一応相手に伝えるのがマナーらしい。恋人候補は他にもいるよ的なことなんだろうね。

 じゃあそれらを読んだり見たりして知識を得た自分は何を思ったのか?
『め・ん・ど・く・せ・え!』
 これだねw

 日本の場合って、返信はとっととした方がいいって感じがするのよ。
 後回しにしていたら忘れそうだし。駆け引きとかされたら、冷めるよね。ただただメンドクサイ奴だなって思う。
 以前あったんだよ。やきもち妬かせようとしているのか他の人との話する人。
『うわ、めんどくせえ』
って思ったね。
 結果、別れましたが。

 そしてその記事を見ていたら、下の方にオススメふがでてフランスの恋愛事情も観ることが出来たのね。
 今度は不倫よりもセックスレスの方が問題というものだった。
 フランスでは法的に婚姻とならなくても不便がなく、婚姻すると離婚に時間とお金がかかるためほとんどの人が事実婚らしいんだけれどね。
 日本での法的婚姻はいろいろと利便性がある。例えば最近は少子化、核家族になり減っては来ているが、家を借りる時の賃貸契約と保証人。これね。
 結婚していれば、塊とみなされ保証人は一人いればいい。でもカップルで暮らすとなると互いに保証人が必要となる。年齢によっては家族がいないという人もいるわけよ。そうなると賃貸契約するのも大変だよね。そういう事情がないならやはり事実婚でいいのでは? とも思う。

 まあ、ちょっと話が逸れたけれどパートナー以外の恋人がいる人は結構多いらしい。
 とは言え、バレないようにやることがやさしさらしいけど。
 どうなんだろうね? それを情熱と考えるかただの野性的と考えるのか。
 そこまでしてしたいのか? って感じはするが。そこに愛ってあるのかねえ。

 どっちにせよ、アセクシャルには生き辛い国だねと思った。
 
 じゃあ、アメリカ式の恋愛方式でいくとして。
 実際に自分がそれをしたなら……際限なく恋人が決まらないままデートばかりしていて疲れていそうと思った。人といると疲れるしねw
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