俺たちはいつの間にか奴隷で、窮屈で

文字数 1,033文字

 いつからこんな世の中になったのだろう?
 今年は国民が立ち上がった年なのかもしれない。
 しかし、その魔の手は着々と目標を達成しようとしていた。

 この国は元々その国民性もあってか、完璧を求められてきた。
 けれども、会社を見ても完璧を求めている人自体はただのパワハラ無能上司だったりする。
 クソだなと思う。
 そんな風にしたのはメディアや占いなどだと俺は思っている。
 
 我が母は今で言う、ブラッドハラスメントと言うヤツ。
 何かというと”A型は優れている”という人で、占いを真に受けてそんなことを信じて威張っているお前はクスだと思っていた。自分ではなにもやらず、人にやらせることばかり。その上、友人の夫を奪うような万年クソ女。
 その後、何股もかかけ不倫までしている同僚を見かけ、”うん、A型女子はクソしかいねえ!”と思っていた時期がある。俺は今でも、A型だけはお付き合いしたくない。トラウマである。
 だが今時、血液型でああだこうだ言っている人なんていないだろう。
 親の影響は価値観を変えるということだな。

 そもそも誰と付き合おうが合わないので、そんなのはただのトラウマによる偏見なのだ。
 俺だって、全ての人がそんなヤツだとは思っていないし、むしろ血液型よりも、親の育て方が一番性格に影響すると思っている。環境によって人は作られる。

 しかしながら、俺が正義感の塊なのは、親の影響ではない。創作界の影響である。
 元は片割れの性格であり、自分は産み出された存在。あいつと俺は真逆である。
 
──閑話休題。

 そんなことはいいとして、人は自分本位に生きている。
 だから自分に実質的被害が及ばない限り、周りを見ないという特性もあると思う。
 その視野の狭さが、究極の状況を呼んでしまった。いや、そうなるまで気づかなかったということだ。

 何が言いたいのかというと、露国を追い詰めた結果、日本はこうなったということである。
 感染症が流行り始めた時、ここまで悪化するとは思っていなかった。それは露国にチャンスを与えたということであり、中国の真の狙いが明るみに出たということ。
 けれども日本は軍を持つべきではない。
 そして独裁社会にすべきでもない。
 それは全世界を敵に回す可能性をはらんでおり、非常に危険。
 だから選挙に行こう。
 このままでは少子化は加速する。徴兵制度のある中で子供を産みたいと思うだろうか?
 人間は殺戮のための奴隷にされるべきでもなければ、道具でもないはずだ。
 人権を守ろう。
 

 
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