本当に理解をしようとしている人は説明してとは言わない

文字数 1,113文字

 少数派と言うのは、基本差別される位置にいる。
 それは他人が共感できないから。

 世の中は凡人がほとんどな癖に、理解を求めるやつが多い。 
 凡人なんか理解したところで、あまり意味はない。
 凡人にできることは大抵の人が出来るので。

 少数派理解されないことを嫌と言うほど分かっている。
 なので「こういう人もいるのね」程度の理解しか求めていない。
 それなのにプライバシーを暴こうとするのが凡人。
 理解なんてされなくていいの。
 理解できないんだから。

 それを理解したいから説明してというのはただの「理解しますよ」スタンスでしかない。一番不快なんだよね。説明しなきゃわからないようなバカに理解されたいなんて思ってないんだよ。
 本気で理解したいと思う人は相手の言葉の意図を考えるし、自分で調べる。
 調べたうえで、黙っているものなの。
 なんでもかんでもこうだよねと言う人は、空気が読めない人。
 単純に自分が理解していることを認められたいだけ。
 どいつもこいつも自己満足なんだよと思う。

 こんなことを言っても、理解されないことも充分承知。

 少数派は優れていても劣っていても生きづらい。
 多数派にあわせなければならないから。
 バカらしいと思いながらも、多数派がバカみたいなこと言っていることに頷かなければならない。
 明らかな悪ならまだいい。

 何かつけて、善悪や良し悪しを分けるのは凡人の所業。
 短絡的思想なのね。
 どちらを決める必要はないし、それを決めるのはあくまでも法律。
 常識と良識。
 不快を示すのは良いと思う。
 けれども大半の人が文句を言うだけで、改善法も結論もない。
 否定をするならば結論と改善策を講じて初めて話は完結する。

 例えば、○○が嫌いだ嫌いだ言うだけでは、嫌いなのがわかるだけ。
 もっと分かりやすく言うなら、
「人参は嫌いだ。だから俺のステーキの付け合わせに人参は入れないで欲しい。ただし、人参のケーキなら食べられる」
 こうやって説明した時に初めて話は伝わるの。

 意見は主張じゃないの。
 結論や理由、解決策などがセットになって初めて意味を成す。
 そんなこともわからないなら黙ってろといつも思う。

 話を戻すが、一から十まで説明しないと分からない人は根本的に意図を理解しようとしない人なのだと思う。面倒なので関わりたくない。
 例えば詳しく説明しない人は、分かる人に向けて話している。
 分からない人に理解されたいとは思っていないのだ。
 分からない人は入ってこないで欲しいと言う意図がある。
 それにも関わらず入ろうとする人は足手まといであり、空気を読まない人。迷惑な人ということ。
 わからない話に無理に入ろうとするのはやめるべきである。
 
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