6.獣の数字(666)
文字数 1,090文字
それには十本の角と七つの頭があった。
そして竜がその権威をこの獣に与えたので、人々は竜を拝んだ。
さらに、その獣をも拝んで言った、
「誰が、この獣に匹敵することができようか。誰が、それに戦いを挑むことができようか」。
それは子羊に似た二本の角を持ち、竜のような物言いをした。
この獣は、第一の獣がもっていたすべての権力を、その獣の前でふるった。
賢い人は、あの獣の数字を計算せよ。
それは人間を表す数字である。
その数字とは六百六十六である。
けれど、ギリシア語ではなくラテン語をベースとしたらどうなると思う?
ネロ(Nerō Caesar)をヘブライ文字に変換するとנרו קסר(NRO QSR)だ。
数価50のヌンが抜けて合計値は616となる。