天使と悪魔の聖書漫談

9.くじ引き土地相続

エピソードの総文字数=573文字

ヨルダン川東側はルベン族、ガド族、マナセ族の半分に分け与えた。

ヨルダン川西側はくじで九つ半の部族に割り当てられた。

くじ!?

そんなんで土地の相続を決めるんか?

くじ引きを甘く見てはいけない。

このような決め方は、神に判断を委ねるのと同義だよ。

室町時代、第6代将軍の足利義教は「籤(くじ)引き将軍」と呼ばれている。

彼は最終的にくじ引きで選ばれた将軍だったんだ。

はえー。

なかなかに人生を左右するくじ引きやな。

くじ引きで選ばれたということは神に選ばれたというのに等しい。

その権威が権力となって、足利義教は強権を振るう。

それゆえか最期は赤松満祐・教康父子の謀反に遭って死んでしまった。
殺すしかない。

そう思わせてもうたんやな。

この、くじ引き土地相続なんだけど、実はさほど古い話じゃない。

何と第二次世界大戦後のアメリカで行われている。

マジか。
それより前だと、1800年代前半、アメリカのジョージア州でも行われている。

1812年に英国からの独立戦争が終わり、インディアンとの同盟が無くなった。

また、1829年にはアメリカ最初のゴールド・ラッシュも起きている。

だから用済みのインディアンを追い払って、新たな土地を得たのさ。

アメリカは新大陸。

元から住んでる連中を追い払えば、余った土地の取り合いになる。

仲良う、くじ引きで決めようやってことか。

平和的な解決方法ってやつさ。

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