2.同性愛の是非
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こういうわけで、神は彼らを恥ずべき情欲に任せられました。
女は自然な関係を自然に悖(もと)る関係に替え、男も同じように、
女との自然な関係を捨てて互いに情欲を燃やし、男と男が恥ずべきことを行い、
無軌道な行為に対する当然の報いをわが身に受けているのです。
お前は女と寝るように男と寝てはならない。それは忌むべきことである。
『レビ記』第20章13節
人が女と寝るように男と寝るなら、二人は忌まわしいことを行ったのであり、
彼らは死刑に処せられる。その血の責任は彼ら自身のうえにある。
しかしデイビット・F・グリーンバーグといった学者たちに否定されてもいる。
その理由は『レビ記』のギリシア語翻訳、七十人訳聖書にある。
そこでは男をアルセン(arsen)、ベッドをコイテ(koite)としている。
この二つの言葉から造られた単語がアルセノコイティースで男色の意味を含むんだ。