1.罪を清める八つの幻
文字数 1,890文字
その夜、わたしは赤毛の馬に乗っている人を見た。
彼はミルトスの木立の中に立っていた。
彼の後ろには、赤毛や栗毛の馬や白い馬がいた。
彼らはミルトスの木立の中に立っている主の使いに答えて言った。
「全地は実に平穏です」。
四つの角はユダとイスラエル、そしてエルサレムを散らした角。
四人の鍛冶はその四つの角を打ち滅ぼすために来た。
一人の人が手に測り縄を持っていた。
ひとりのみ使いが、別のみ使いに言った、
「走り、あの若者に主の言葉を言いなさい、
『エルサレムは城壁のない町となるだろう。
わたしがそれを取り囲む火の壁となり、栄光となる』」
ヨシュアは汚(けが)れた衣をまとい、み使いの前に立っていた。
み使いは従者に命じて汚れた衣を脱がせ、ヨシュアに言った、
「わたしはお前の罪を取り除いた。お前に礼服を着せよう」
金の燭台上部には油を入れる器と、ともしび皿が七つある。
その器の左右にはオリーブの木が立っている。
けれどハヌカー祭の起源『マカバイ記』は紀元前100年頃。
それに対してバビロン捕囚後、ゼカリヤが生きた時代は紀元前500年頃。
だから単純にハヌカー祭とは結び付けられない。
飛んでいる巻物が見えます。
その長さは二十アンマ、その幅は十アンマです。
(「その長さは約九メートル、その幅は約四メートル半です」)
ソロモン王が主のために建てた神殿は、長さ六十アンマ、
幅二十アンマ、高さ三十アンマであった。
神殿の外陣の前廊は、長さが神殿の幅と同じく二十アンマで、幅は十アンマであった。
エファ升の鉛の蓋を持ち上げると、中に罪悪そのものである女が座っていた。
女を押し返し、鉛の蓋を閉じると、二人の女が翼に風を孕んで出てきた。
彼女たちはこうのとりのような翼を持ち、エファ升を持ち去ろうとしていた。
そして羽を持つ女たちが持ち去った後には「女のために神殿を建てる」と言う。
エファ升の中にいた女は女神イシュタルを指すのだろう。
エルサレムの外に追い出すという意味なんじゃないかな。
赤毛の馬、黒い馬、白い馬、まだらの馬がそれぞれ戦車を引いていた。
それぞれ東、北、西、南の地へ出ていく。
天使は叫んで言った、
「見よ、北の地へ出ていく馬は、北の地でわたしの霊を鎮めてくれる」