8.バラムの歌
文字数 943文字
しかしそのたびにバラムは鞭を打ってロバを道に戻そうとする。
それを3回続けると、神様がロバに人の言葉を話せるようにした。
み使いはバラムを叱り、バラムは謝罪した。
そしてみ使いはバラムに「わたしがお前に語ることだけを告げよ」と言った。
バラクはバラムに言った。
「あなたは、わたしに何ということをしてくれたのですか」
バラムは答えた。
「私は神様の言葉を忠実に繰り返すのみです」
しかしまたバラムはイスラエルを祝福した。
バラクは「呪わないのならせめて祝福しないでくれ」と言った。
バラムは「神様が告げることは全て行わなければならない」と返した。
しかし、やはりバラムはまたイスラエルを祝福する歌を歌った。
バラクはバラムに怒って言った。
「帰れ!」
そしてアマレク人、カイン人に向けても同様に滅ぶと言った。
その後、バラムは帰った。
バラクも帰った。