6.大祭司ヨヤダ
文字数 1,487文字
その後、ユダの祭司ヨヤダはアハズヤの子ヨアシュを“確保”した。
そしてまだ7歳の彼を王に担ぎ、ヨアシュの祖母アタルヤを殺害した。
祭司たちは献金を受け取らないこと、神殿の修理に責任を負わないことに同意した。
それでどうにか神殿の修理は進んだが、“献金の一部は祭司たちのもの”となった。
自分の政治をしようとしても、祭司たちは23年間も言うことを聞かない。
献金集めの権限を剥奪しても、どうにかして献金の一部は祭司たちに持っていかれる。
祭司たちは献金を受け取らないこと、神殿の修理に責任を負わないことに同意した。
それでどうにか神殿の修理は進み、“残った金は王とヨヤダに”差し出された。
ヨヤダは死後、エルサレムにおいて王たちとともに葬られたと書かれている。
聖書では「神と神殿のために善いことを行った」からだと言う。
彼が祭司でありながら絶大な権力を握っていたことを示す場面だと分かるね。