天使と悪魔の聖書漫談

7.蚋(ぶよ)と虻(あぶ)の大発生(第3~4の災害)

エピソードの総文字数=681文字

神様はモーセを通じてアロンに指示をした。

アロンは従い、蛇の杖で大地の塵を打った。

すると大地の塵はことごとく蚋(ぶよ)となり、エジプト全土にわたった。

ファラオの魔術師らでさえ、秘術により再現することの出来ないことであった。

ひ、ひやああああああ!

虫! 虫はあかん!

ミカちゃんが珍しくうろたえている。
蚋(ぶよ)ってあれやんけ。

どっからどう見てもハエやろ。

うちはハエがこの世で最も嫌いなんや。

蚋(ぶよ)は蚊と同じで吸血する昆虫だね。

川が血になって、蛙の死骸がたくさんあるような環境だから、大量発生したのかな。

吸血の際は皮膚を噛み切り吸血するから激痛を伴う。

唾液腺からの毒素で翌日以降腫れ上がって、

激しい痒みや疼痛、発熱の症状が1~2週間程現れたりもするらしい。

そんなのが大量発生なんかしたら、家の外に出ることも難しいだろうね。
蚋(ぶよ)のことはもうええわ!

次の災害は嵐かなんかで頼む。

こいつら吹き飛ばしてくれ!

次はおびただしい虻(あぶ)の群れがファラオとその家来の家に入ってきた。

エジプト全土はことごとく虻に荒らされた。

またか!

また、ハエやないか!

アブにも色々あるけれど、刺されるとけっこう痛い。

アレルギーがあると化膿して水ぶくれになることもあるんだ。

蚋(ぶよ)ほどではないにしても、厄介な虫であることに変わりない。
ともあれ、やっぱりファラオは降参して、モーセに助けを求めるんだ。

モーセはそれを聞き入れて、神様に祈願して虫を取り除いた。

ようやく落ち着いた。

ハエはうちの天敵やからな。

そしてまた、ファラオは約束を反故にする。
うちやったら、とっとと追い払いたいわこんな連中。

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