16.イスラエル大敗
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その度にアキシュに、ユダ人、エラフメエル人、カイン人を襲ったと伝えた。
アキシュはダビデがイスラエルの民を殺したと信じ、ダビデを信頼した。
対するサウルはギルボアに陣を敷いたが、心は怯えていた。
そこで霊媒の女を尋ねて、死したサムエルの霊を呼び出した。
サムエルは主の怒りを宣告し、サウルはペリシテ人に敗れると言った。
その中にはアキシュもおり、彼に続く形でダビデもいた。
アキシュはダビデを信頼していたが、他のペリシテ人はそうではなかった。
サウルの息子ヨナタン、アビナタブ、マルキ・シュアも討ち取られた。
サウルは観念し、自分の剣に身を伏せて自害した。
ペリシテ人はサウルの武具をアシュトレトの神殿に納め、
遺体はベト・シャンの城壁にさらした。