2.神の戦車メルカバー
文字数 1,225文字
巨大な雲が閃光を放ち、その周囲は光輝に包まれていた。
そのただ中、火のただ中には琥珀色に輝くものがあった。
アロンがイスラエルの子らの全会衆に語った時である。
彼らが荒れ野の方を向くと、見よ、主の栄光が雲の中に現れた。
三日目になると、山の上の雷鳴と稲妻と厚い雲があり、
角笛が非常に強く鳴り響いたので、宿営地にいた民はみな震えた。
・人間のようである。
・それぞれ四つの顔を持つ。
一つは人間の顔。
一つは獅子の顔。(右側)
一つは牛の顔。(左側)
一つは鷲の顔。
・それぞれ四つの翼を持つ。
翼の下に人間の手。
四つの生き物の翼は互いに重なり合う。
進むときは向きを変えず、それぞれまっすぐ進む。
(東西南北を示す)
・足の裏は子牛のものに似て、青銅のように光る。
・生き物の傍らには車輪があり、地に接している。
緑柱石のようで、四つとも同じ形。
車輪の中に車輪があるような外観。
まず人は神の化身として現れたイエス・キリストを指す。
そして牛は磔刑による犠牲、獅子は王としての復活を意味する。
最後に鷲は神的存在としての昇天を表すとされているんだ。